第一子だったこともあり、筆者は子育てはこんなものなのだなぁと思っていましたが、今振り返るといわゆる育てにくいと言われる子でした。「母子手帳に育てにくいと思いますか?」という質問はありませんか?筆者は子どもが乳幼児期だった当時、何を育てにくいと定義されて質問されている事が、何のことか全く分かりませんでした。
子どもは、大人の思い通りの行動はしないので、お利口さんで聞き分けのよい乳幼児のほうが、驚いてまうので、意図した質問の意味が理解できずでした。
筆者が具体的に何が苦労したのかダイジェストでまとめてみますと。
癇癪がひどく、泣き叫ぶ、少しの違った変化でも全身で猛烈に拒否する。夜眠る事が難しく、途中で何度も起きる。
①0歳児は、まぁよく泣く(泣き叫ぶと言ったほうが合っている)②新しい場所は泣き叫ぶ、猛烈な拒否 ③新しい靴が履けない、長靴・サンダルは履けない ④自傷行為(後頭部を床にぶちつける)⑤夜寝ない(脳波の問題) ⑥言葉が出ない(1歳8ヶ月でママパパ、2歳11ヶ月で二語[ママキテ])
問題行動があったとき、非常にストレスでしたので、なるべく泣かせないように、真綿に包むように育児をしていました。
がそれは大間違いでした。暴君を育て、わが子を親自ら生きにくいこに育ててしまっていたのです。問題行動には全て理由や原因があります。現象面の泣き喚き騒ぐに惑わされず本質を見極める。
問題行動の原因は、言葉が出ない・意思が伝わらないジレンマ(私はそんなこと伝えているのではないのよ-!)、変化が不安で感受性が強く(音が大きい、世の中が怖い、説明してもらわないと分からないけれど、未だ赤ちゃんで分からない)自分の物差しと社会のものさしが合っていないということと理解しました。
それでは、言葉が出て伝えられるようになれば癇癪が減るのではないか?という発想で療育を始めました。結果↓
⑦3歳1ヶ月~五十音順が読める・数字100数唱が出来る、国旗・世界地図がわかる、一人で絵本を読む、が始まりました。
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